ザンジャーン産ペルシャ絨毯について Decorworks

ザンジャーン産ペルシャ絨毯について

ペルシャ絨毯 ザンジャン産 120×73cm ペルシャ絨毯 ザンジャン産 120×73cm  (ビジャー)

ザンジャーン産ペルシャ絨毯について


ザンジャーン絨毯とは?織り方・特徴・ビジャー絨毯との違い

ザンジャーン絨毯は、イラン北西部のザンジャーン地方で作られている手織り絨毯です。素朴で力強い雰囲気を持ちながら、比較的手に取りやすい価格のものも多く、ペルシャ絨毯を初めて選ぶ方にも注目されている産地です。

ザンジャーンの絨毯は、ハマダン地方で伝統的に使われてきた織り方に近い特徴があります。特に「センバフト(Senebaft)」と呼ばれる横糸を1本ずつ通す織り方がよく知られています。横糸は縦糸より太く、しっかりとした質感があるため、仕上がった絨毯には厚みと丈夫さがあります。

また、ザンジャーン絨毯には左右対称のペルシャ結びやトルコ結びが使われることがあります。裏面を見ると、縦糸が比較的はっきり確認できるものがあり、こうした織りの特徴は産地を見分ける際の参考になります。

ザンジャーン絨毯とビジャー絨毯の違い

ザンジャーン絨毯は、隣接する地域のビジャー絨毯とデザインが似ているため、専門家の間でも混同されることがあります。

大きな違いのひとつは、文様の描き方です。ザンジャーンでは、ビジャー絨毯と比べて柄を大きめに配置する傾向があります。幾何学模様や花文様などが比較的ゆったりと描かれるため、全体的におおらかな印象を受けるものもあります。

一方、ビジャー絨毯は非常に密度の高い織りや、しっかりとした重量感で知られています。ザンジャーン絨毯は品質に幅がありますが、丈夫さと価格のバランスに優れたペルシャ絨毯として親しまれています。

ザンジャーン絨毯の色と素材

伝統的なザンジャーン絨毯では、深い赤、ブラウン、淡いブルーなどの落ち着いた色がよく見られます。素材にはウールやコットンが使われ、経糸にはコットン、緯糸にはコットンまたはウールが使われることがあります。

しっかりとした厚みのあるものが多く、日常の中で長く楽しめる実用性も魅力です。

サイズもさまざまで、小さめのラグから大きなリビング用絨毯まで幅広く作られています。特に中型サイズのものが多く、リビングラグ、ダイニングラグ、ペルシャラグなどを探している方にも選びやすい産地です。

ザンジャーン絨毯を選ぶときのポイント

手織り絨毯は、同じ産地でも織りの細かさや素材によって表情や価格が変わります。購入する際には、表面のデザインだけでなく、絨毯を裏返して結び目や織りの密度を確認するのもおすすめです。

ザンジャーン絨毯は、非常に細かな織りの高級ペルシャ絨毯とはまた違った魅力があります。伝統的なイランの文様、丈夫な作り、そして比較的購入しやすい価格。その3つのバランスが、ザンジャーン産手織り絨毯の大きな特徴です。

**「ペルシャ絨毯は欲しいけれど、まずは手頃な価格から探したい」**という方にも、ザンジャーン絨毯はチェックしていただきたい産地のひとつです。



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